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 ・原田芳雄さん訃報に寄せて
 ・「ジョン・ウィリアムズ
  映画音楽コンサート2011」
 ・田中好子さんの追悼上映
 ★おおさか
 シネマフェスティバル 2011

 ・ユナイテッド・シネマ岸和田
  IMAXデジタルシアター
     オープン
!!

・『その街のこども』舞台挨拶
 ・『テンロクの恋人』完成!
 
記者会見レポート
原田芳雄さんの訃報に寄せて
 享年71歳。日本映画の「芯」として活躍し続けた人でした。大スターという訳ではないけれど、存在感は抜群で、代表作は数えきれません。「祭りの準備」「竜馬暗殺」「父と暮せば」ほか日活青春映画時代の「反逆のメロディー」等々。中村敦夫「木枯し紋次郎」の向こうを張った「御子神の丈吉」シリーズなんてのもありました。同時代人として常に時代を切り結んだ人でした。合掌。

 6月のワイルドバンチ(天六のブックカフェ)での「原田芳雄」2本立てに行けばよかった・・・。聞いた話では、毎年末、芳雄さんの家で開かれる餅つきには、若松孝二、阪本順治監督はじめ、お仲間が300人も集まるらしい。その常連客がそろって撮ったたのが「大鹿村騒動記」です。岸部一徳、石橋連司、でんでんに佐藤浩市、松たか子、瑛太も餅つき組らしい。覚悟の上の遺作だったんですね。“最後の伝説”に大ヒットを祈ります。

今月下旬、シネ・ヌーヴォ(大阪九条の映画館)で反原発特集で「生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言」があります。既に「大鹿村騒動記」を見ている人は、これで追悼しましょう。
                                   (安永 五郎)
「ジョン・ウィリアムズ映画音楽コンサート2011」のお知らせ

“ハリー・ポッター”の世界が、フルオーケストラでよみがえる!
「ジョン・ウィリアムズ映画音楽コンサート」
〜大友直人&新日本フィルハーモニー交響楽団〜


 このたび文京シビックホールでは、2011年度のクラシック主催公演として、上記公演の上演が決定いたしましたので、お知らせいたします。

  「インディ・ジョーンズ」「スターウォーズ」など、数々の映画音楽を産み出してきたジョン・ウィリアムズ。昨年8月、シビックホール初の試みとして上演した「ジョン・ウィリアムズ映画音楽コンサート」は多くの映画ファン、オーケストラファンから注目され、チケットは全席完売。映画の臨場感を体感できるコンサートとしてリクエストの声を多くいただき、このたびシリーズ公演として第2弾を上演する運びとなりました。

 今年はハリー・ポッターシリーズの音楽からベスト・チョイスをお届けします。指揮は、クラシックの指揮のみならず、ポップスとのコラボレーション公演の企画や、音楽教育活動など多岐に渡って活躍する大友直人。指揮者として、プロデューサーとして音楽界を牽引する大友直人が、聴衆を壮大なハリー・ポッターの世界に誘います。演奏は新日本フィルハーモニー交響楽団が手掛けます。

  加えて、「インディ・ジョーンズ」「スターウォーズ」など、ジョン・ウィリアムズの名曲もご紹介します。
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」も公開される2011年夏。ご家族皆様でお楽しみいただける映画音楽コンサート、どうぞご期待ください。

【公演概要】
公演日: 2011年8月20日(土)15:00開演(14:30開場)
会 場: 文京シビックホール 大ホール
曲 目: 「ハリー・ポッターと賢者の石」組曲から
       「ハリー・ポッターと秘密の部屋」組曲から 
      「ハリー・ポッターとアズガバンの囚人」組曲から
      インディ・ジョーンズより「レイダースマーチ」
      スターウォーズより「メインタイトル」
      「7月4日に生まれて」
      「ジョーズ」組曲から ほか

入場料 S席6,000円、A席5,000円、B席4,000円 ※C席3,000円は完売
主催・公演企画制作 公益財団法人文京アカデミー

【チケットのお求め】

◆ シビックチケット(電話予約・窓口購入)
03−5803−1111 ※10:00〜19:00 土日祝日も営業
◆ チケットぴあ(電話・インターネット)0570−02−9999 http://t.pia.jp/ Pコード133-032
◆ イープラス(インターネット)  http://eplus.jp/
                                           
公式サイト⇒
http://www.b-academy.jp/event/detail_dyn_j.html?iid=1459

〒112-0003 文京区春日1-16-21 文京シビックセンター2F
TEL 03-5803-1103 FAX 03-5800-2230 

公益財団法人文京アカデミー シビックホール ホール事業係 

“スーちゃん、ありがとう!” 田中好子さんの追悼上映
 今年4月21日に亡くなった元キャンディーズで女優・田中好子さんの遺作映画「0(ゼロ)からの風」(07年=塩屋俊監督)が11日から大阪・十三のシアターセブンで始まり(24日まで)、初日には塩屋監督があいさつでスーちゃんの思い出を語り、満席のファンの共感を呼んだ。

 「田中さんと初めて仕事したのはNHK朝ドラ『おしん』。僕が長男で田中さんが三女の役だった。当時、どちらも27歳。それ以来、不思議に一緒の仕事はなかったんですが、27年後に女優と監督として再会したのがこの映画。撮影期間、3週間、その間、ずっと幸せだった。撮影中はもちろん、撮影後の編集でもフィルムを見てたんですから。これが遺作になるとは思わなかったけれども、この作品を残せたことは私にも、スーちゃんにとってもよかった、と思う」と塩屋監督。田中さんががん闘病中だったことはまったく知らず、亡くなる1日前に聞かされて驚いたという。

 映画は、無免許、飲酒運転で一人息子・零(杉浦太陽)を亡くした母親・圭子の物語。スーちゃんは母親役で、犯人が再犯なのに懲役数年という軽い判決だったことに衝撃を受けて刑法強化に立ち上がり、厳罰化に結びつけた実話。スーちゃんは、法律改正という偉業を成し遂げた母親の一途な執念を熱演している。

この映画は来週から博多、次いで名古屋での上映も決まり、年末にはBSで放送される予定。
公式サイト⇒ http://www.will-do.co.jp/zerokaze/index.html
(2011/6/11)(安永 五郎)ページトップへ
第2回『浜村淳スペシャルライブ』活弁&トーク レポート




第2回『浜村淳さん活弁上映会』が3月26日、大阪・十三の第七藝術劇場で行われ、今回も超満員の約140人が詰めかけ、昭和6年作品「瞼の母」(稲垣浩監督)の“浜村話術”と生伴奏の息の合った取り合わせに聴き入った。

映画は戦前の6大時代劇スターのひとり、片岡千恵蔵と山田五十鈴主演。長谷川伸の原作は作者自身の実話と知られており、5歳の時に生き別れ、訪ね歩いたやくざ、番場の忠太郎(千恵蔵)と実母との再会場面は新国劇の舞台でも有名な名場面。

浜村氏もリハーサルや自主練習で何度も練習した苦心の作品で、矢継ぎ早に出る字幕にテンポを速める浜村さんに、クラリネット、三味線、鳴り物の伴奏も負けじと合わせていく、スリリングなまでの展開で、活弁の醍醐味を存分に味わわせた。

「自分がやりたかった映画だけど、想像したよりセリフが多く、合わせるのは大変に難しかった。前日に3回見て練習した。それだけに、やり終えた満足感は大きい」と観客の拍手から割れんばかりの拍手を浴びてほっとした表情だった。

浜村さんファンの若い女性(銀行勤務)は「『練習しても合わない』っていう浜村さんさんが信じられないぐらいでした。今、この時代に生きて浜村さんの活弁が聴けるなんて、本当に幸せなんだ、としみじみ思いました」。
フランス映画ファンの若い女性は「感動で目からうろこのあっという間の2時間半、浜村さんに圧倒されました。遠い昔の芝居小屋にタイムスリップしたみたいでした」と口々に感動を語っていた。
(2011/3/27)(安永 五郎)ページトップへ
浜村淳スペシャルライブ』活弁&トーク(3/26(土)第七藝術劇場)





『浜村淳スペシャルライブ』活弁&トーク

2011年3月26日(土)16:30〜第七藝術劇場にて

昨年7月に珍しい試みとして好評を博した浜村淳氏によるサイレント映画活弁上映会の第2回が3月26日午後4時半から大阪・十三の第七芸術劇場で行われる。

上映作品は昭和6年の名匠・稲垣浩監督の「瞼の母」。主演は片岡千恵蔵、山田五十鈴。 長谷川伸による原作は“股旅作家”の代表作として知られ、新国劇の舞台で評判になり、戦後も何度も映画化されている。

料金は前売り3000円、当日3500円
(チケットご希望の方は、シネルフレまでお問い合わせ下さい)
cine1789@yahoo.co.jp  
( ご注意!必ず件名に「活弁チケッ」とご記入下さい)


前回の第1回活弁、伊藤大輔監督「御誂次郎吉格子(おあつらえじろきちこうし)」とともに、DVD化する予定。

【浜村淳さんのコメント】
前回の第一回(昨年7月10日)は手探りでしたが、今回は自分から望んだ作品でもありリハーサルもきっちりやれたのでより楽しんでいただけると思う。活弁は難しいけれど、日本語が一番決まる七五調の良さ、美しさを若い人にも知ってもらえたら嬉しいです。

詳細は⇒こちら
(2011/3/16)(安永 五郎)ページトップへ
『その街のこども 劇場版』 森山未來・渡辺あや 緊急舞台挨拶決定!!
『その街のこども 劇場版』 緊急舞台挨拶!!

場所:シネ・リーブル神戸 (http://www.ttcg.jp/cinelibre_kobe/
日時:12月10日(金) 20:20の回上映前
登壇者:森山未來(出演)、渡辺あや(脚本)

・当日朝9時30分より整理番号付き入場券の販売を開始いたします。
・混雑状況により入場券の販売開始時刻が早まる場合がございます。
・前売券、招待券などをお持ちの方はチケットカウンターにて日時指定の当日券にお引き換えください。
・場内へのご入場は、原則開始10分前より当日入場券に記載されております整理番号順でのご案内となります。

『その街のこども 劇場版』
11月20日よりシネ・リーブル神戸、シネ・リーブル梅田ほか関西先行公開中!
2011年1月15日より東京都写真美術館、池袋シネマ・ロサほか全国ロードショー!
<出演> 森山未來 / 佐藤江梨子/ 津田寛治 
<スタッフ> 脚本:渡辺あや / 音楽:大友良英 / テーマ曲:阿部芙蓉美  監督:井上剛 「ハゲタカ」 プロデューサー:京田光広
上映企画:NHKプラネット近畿 / 後援:ヴィッセル神戸 大林組 オリックス・バファローズ 神戸新聞 / 配給:トランスフォーマー 
 (2010/日本/カラー/HD/ビスタサイズ/83分/ステレオ)   (c) 2010NHK           
 公式HP http://sonomachi.com

実際に震災を体験したふたりの演技が心を揺さぶる感動作
阪神・淡路大震災からちょうど15年目にあたる2010年1月17日、NHKで放送されたドラマ「その街のこども」は、実際に震災を体験している森山未來と佐藤江梨子の切なくリアルな演技に加え、心の傷を抱えたまま生きる若者たちを優しい眼差しで描いた渡辺あや(『ジョゼと虎と魚たち』)の脚本が大きな話題を呼び、放送後には視聴者から感動と絶賛の声が多数寄せられた。本作は第36回放送文化基金賞を受賞。さらに反響は拡がり続け、遂に『その街のこども 劇場版』として、NHK制作ドラマとしては前代未聞の全国公開が決定。放送時にカットせざるを得なかった映像を加え、再編集バージョンでの上映が実現した。

1995年1月17日午前5時46分、「街」は一瞬で破壊され、ぼくたちは生き残った。
こどもの頃に震災を体験し、いまは東京で暮らす勇治(森山未來)と美夏(佐藤江梨子)。彼らは「追悼のつどい」が行われる前日に神戸で偶然知り合い、震災15年目の朝を迎えるまでの時間を共に過ごすことになる。震災が残した心の傷に向き合うため、今年こそ「追悼のつどい」に参加すると心に決めていた美夏に対し、出張の途中に“なんとなく”神戸に降り立っただけだと言い張る勇治。全く異なる震災体験をしたふたりの間には、大きな溝が広がっているように見えた。しかし、“ある場所”に差し掛かったとき、美夏は勇治が長年抱え込んできた過去を垣間見ることになる。復興を遂げた真夜中の神戸の街を背に、これまで語ることのできなかったふたりの想いが、不器用にあふれ出そうとしていた。

(2010/12/8)(リリースより)ページトップへ

ご当地映画「テンロクの恋人」(全4話連作)が完成!!
『テンロクの恋人』 (10ムービープロジェクト、渡辺シン監督)

 “日本一長い商店街”大阪・天神橋筋六丁目を舞台に繰り広げる笑いと涙、人情をテーマにした究極のご当地映画「テンロクの恋人」(全4話連作)が完成、28日、製作拠点の天六のブックカフェ「ワイルドバンチ」でお披露目試写が行われた。

 天六大好きの元気娘・典子(てんこ=宇賀仁美)と刑事の父親(桂三風)、それに東京から天六にやってきた謎の男らがからんで、様々な珍騒動を繰り広げる。第1話の食い逃げ男をてんこが捕まえるエピソードをはじめ、第2話ではてんこが誘拐され、父親や東京男も大金がからむ犯罪にかかわっていることが明らかになるなど意外に幅広い物語展開。第4話では、テン博(テンロク博)でロケットが打ち上げられ、幼いてんこが母親と別れた橋の上へとタイムスリップする凝ったエンディング。自主映画にしては役者がけっこう達者で、編集(カット割り)もしっかりしていた。ご当地映画らしくロケによる見慣れた天六の風景がふんだんだった。

 2年間かけて撮り終えた渡辺監督は「やりたいこと、やろうと思ったことは全部出来た。最後のロケットが飛ぶところから、てんこが過去に戻って母、父と一緒に帰るところですね。新しいものもあるけど、古くても人のつながりが残ってるのが天六の良さですから」と満足げだった。

来年1月29日(1時、3時半、6時)、30日(1時、5時)に完成記念上映会。
前売り800円、当日1000円。問い合わせ・06-4800-4900。

(2010/11/28)(安永 五郎)ページトップへ

☆MoMAK Films @ home
          [イタリア映画上映] NFC 所蔵作品選集
MoMAK Films @ home [イタリア映画上映] NFC 所蔵作品選集
京都国立近代美術館

日時:6月19日(土)・20日(日) 各14:00〜
料金:1プログラム 500円(当日券のみ)
先着100席(自由席)
当日13:30より受付で当日分のすべての作品の入場券を販売、開場いたします。
各回入替制です。2回目は各上映開始の10分前に開場します。
会場内での飲食はご遠慮願います。

6月19日(土) 午後2 : 00〜3 : 55 『ベリッシマ (Bellissima) 』
          午後4 : 15〜5 : 55 『ローマ11 時(Roma Ore 11)』
6月20日(日) 午後2 : 00〜3 : 40 『歌え!太陽(Appuntamento aIschia)』
          午後4 : 00〜5 : 55 『ベリッシマ (Bellissima) 』

【プログラム一覧作品紹介】
★『歌え!太陽(Appuntamento aIschia)』 (1960 年・100 分・35mm・日本語字幕付)
内容:レティツィア( マリア・レテツィア・ガッツォニ) の父親ミンモ( ドメニコ・モドゥニョ)は人気歌手。妻に死なれて気ままな一人ぐらしの身で、仲間のバンドと一緒に巡業してまわっている。女性にかけてはしたたか者のミンモだが、今のお相手・アメリカのブルジョワ未亡人マーセデス( リンダ・クリスチャン)との関係の変化がみどころ。
監督:マリオ・マットーリ
脚本:ヴィットリオ・メッツ、ロベルト・ジャンヴィッティ
撮影:ロベルト・ジェラルディ、マルコ・スカルペリ
音楽:ジャンニ・フェリオ、エンリオ・モリコーネ
出演:ドメニコ・モドゥーニョ 、アントネッラ・ルアルディ、マリア・レティツィア・ガツォーニ 、ミーナ

『ローマ11 時(Roma Ore 11)』 (1951 年・100 分・35mm・白黒 日本語・英語字幕付)
内容:ジュゼッペ・デ・サンティスの第4 作。
厳しい失業問題に悩む敗戦後のローマで、わずかな就職の機会を狙って大勢の失業女性が押し寄せたことから起こった階段の崩壊事故。病院に収容された負傷者たちそれぞれの身の上が明かされていく。
監督・脚本:ジュゼッペ・デ・サンティス
脚本 :チェザーレ・ザヴァッティーニ、バジリオ・フランキーナ、ロドルフォ・ソネーゴ、ジャンニ・プッチーニ
撮影:オテッロ・マルテッリ
美術:レオン・バルザック
音楽:マリオ・ナシンベーネ
出演:カルラ・デル・ポッジオ、マッシモ・ジロッティ、ルチア・ボーゼ、ラフ・ヴァローネ、エレナ・ヴァルツィレア・パドヴァーニ、デリア・スカラ

『ベリッシマ (Bellissima) 』 (1951 年・114 分・35mm・白黒 日本語字幕付)
第二次大戦後、イタリアのネオレアリズモ運動は世界の映画芸術を先導した。そこから現れたヴィスコンティ監督の名作で、娘を子役に売り出そうと躍起のステージママに扮したアンナ・マニャーニの気迫の演技にも注目。
監督・脚本:ルキーノ・ヴィスコンティ
原作:チェーザレ・ザヴァッティーニ
脚本:スーゾ・チェッキ・ダミーコほか
撮影:ピエロ・ポルタルーピほか
美術:ジャンニ・ポリドーリ
音楽:フランコ・マンニーノ
出演:アンナ・マニャーニ、ヴァルテル・キアーリ、ティナ・アピチェッラ


主催:京都国立近代美術館
    東京国立近代美術館フィルムセンター
企画協力:冨田美香(立命館大学映像学部准教授)
       川村健一郎(立命館大学映像学部准教授)
お問い合わせ:京都国立近代美術館 Tel.075-761-4111  http://www.momak.go.jp/
会場:京都国立近代美術館 1階講堂 〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺
☆『クレイジー・ハート』 初日イベントin京都シネマ
6/12(土)初日イベントin京都シネマのご案内

さて、今年のアカデミー賞にて主演男優賞および主題歌賞の2部門を受賞した話題作『クレイ
ジー・ハート』がいよいよ6/12(土)より全国ロードショーとなります。

本作の公開を記念し、京都に活動拠点を置くカントリー・ミュージシャン永冨研二さんと永冨真梨さんによるトークつきライブイベントを公開初日の6/12(土)に開催いたします。

永冨研二さん、真梨さんは共にカントリー・ミュージックグループ「テネシーファイブ」でヴォーカルを担当。研二さんは1988年、テネシーファイブ結成30周年記念ライブ「Country DreamConcert」を開催。ナッシュヴィルのスタジオプレーヤー、チャーリー・マッコイ(1969年グラミー賞受賞)を招き、その後もマッコイを始めとする多彩なゲストを迎えて毎年開催しています。また、真梨さんは「となりにいる友達にも気兼ねなくルーツミュージックを」というのをコンセプトに、ルーツのメロディーに等身大の素直な歌詞を載せていくというスタイルで活動、テネシーファイブでも華を添えています。

「テネシーファイブ」は2009年、Country Music Association(カントリーミュージック協会)と京都市から長年の活動に対して表彰を受けた、日本の誇るファーストクラスのカントリーグループ。
その代表的人物である研二さんと真梨さんのお二人から映画『クレイジー・ハート』の魅力の一つである“音楽”について、カントリー・ミュージックビギナーにもレジェンドにも分かりやすく解説していただきます。またトークだけではなく、実際に曲も披露! どんな曲を披露してくださるかは当日のお楽しみです。


日時:6/12(土)12:50回上映終了後(14:40頃〜15:00頃予定)
出演:永冨研二さん(テネシーファイブヴォーカル)永冨真梨さん)
(テネシーファイブヴォーカル会場:京都シネマ(京都・四条烏丸下ル西側/COCON烏丸3F)
お問い合わせ先:20世紀フォックス映画TEL 06(6532)2014
京都シネマTEL 075(353)4723


【永冨研二さんプロフィール】
1941年2月21日生まれ。‘58年テネシーファイブ結成。
【永冨真梨さんプロフィール】
1979年1月17日生まれ。 1998年テネシーファイブ参加。

カントリーミュージックの持つ三要素「誠実、素朴、哀愁」を大切に、音楽を通じ、日米間の架け橋となるべく草の根的な活動をし、毎週土曜日の「ケニーズ」でのライブレギュラー出演、コンサート、ライブ・ハウスでの演奏活動を続ける。
・‘88年テネシー州名誉州民、ナッシュビル市名誉市民を受ける。Country Dreamと銘打ち、ハンク・トンプソン、コニー・スミス、スキーター・デイビス、レイ・プライス、チャーリー・マッコイとのコンサートを毎年開催。
・2001年アルバム”Hear My Heart”リリース。2003年マキシシングル「ふたりの音楽」をリリース。
・2004年単身渡米ナッシュヴィルに在住。音楽出版BluewaterMusic Services Corp.とAmericana Music Associationにて働く。2007年拠点を京都に。週末のケニーズ、月1の弾き語りライブをはじめる。
・‘92年カントリー専門ラジオ番組「ナッシュビル・ホットライ
ン」のパーソナリティー。
・‘95年阪神大震災救済コンサートを開催。
・‘00年京都由縁のカントリー&ブルーグラスアーティストによるコンサート「KYOTO OPRY」をMATT 下野氏と設立。
・‘04年初のライブアルバム「LIVE FROM KENNY’S」をリリース。

【STORY】
かつて一世を風靡したシンガー、バッド・ブレイクは、今や落ち目のドサ周りを続ける生活。
何度となく破綻をきたした結婚生活や、果てしなく続くツアーに疲れ果て、アルコールにどっぷり浸かる
毎日をおくっていた。かつての弟子トミー・スウィートが、金と名声を得たスーパースターとなったことにも苦々しい思いが募る。しかし、その日暮らしの生活を送る彼の前に、シングルマザーである地方紙の記者ジーンと彼女の4歳の息子が現れる。財産も気力も失ったバッドは、彼と純粋に正面から向き合う親子との触れ合いを通じて、彼の中に潜む“荒ぶる魂(クレイジー・ハート)”に少しずつ希望が湧き上るのを感じ始める……。

監督/スコット・クーパー
キャスト/ジェフ・ブリッジス、マギー・ギレンホール、
ロバート・デュバル、コリン・ファレルほか
2009年/アメリカ/シネスコ/1時間51分
・作品紹介⇒こちら
・公式サイト⇒
http://movies.foxjapan.com/crazyheart/
6/12(土)よりTOHOシネマズ梅田、京都シネマ、シネ・リーブル神戸ほかにて全国ロードショー
浜村淳氏の名調子でよみがえる名作無声映画!!
伊藤大輔監督の傑作「御誂次郎吉格子」活弁上映
第1部「浜村氏講演」
第2部「御誂次郎吉格子」生伴奏と浜村氏の活弁で上映

日時: 7月10日午後4時
場所: 大阪・十三、第七藝術劇場(06−6302−2073)
料金: 前売3000円、当日3500円

七藝サイト
http://www.nanagei.com/event/hamamura_katuben.html



 毎日ラジオ「ありがとう浜村淳です」の人気パーソナリティ浜村淳氏(75)が7月10日、大阪・十三の第七藝術劇場で昔懐かしいサイレント映画の活動弁士に挑戦する。作品は昭和初期のサイレント時代の傑作と評価の高い「御誂次郎吉格子(おあつらえじろきちこうし)」(昭和6年、日活太秦)。伊藤大輔監督、大河内伝次郎の日本映画史上に残る名コンビによる傑作。これを浜村氏の絶妙の語りで聞くイベントで、三味線、クラリネット、太鼓の伴奏つきで当時を再現する。当日は浜村氏の講演「サイレント映画と活弁」と活動写真上映の“2本立て”。定評のある浜村話術(活弁)を“永久保存”するため、活弁の模様をDVDにする構想もある。

  昭和初期の日本映画はサイレント芸術として最初の黄金期を迎えたが、映画は消耗品と見られたことや、可燃性フィルムであったことから火災や地震のためほとんど失われた。名匠・伊藤監督作品も伝説に残る「忠次旅日記」3部作(27 〜 28年)が断片しか残っておらず、「御誂次郎吉格子」も焼失したとされていた。だが、1975年(昭和50)に大阪・泉大津市の旧家で劇映画、ニュース映画など約50本のフィルムがみつかり、当時、日本映画研究の第一人者だった映画評論家、故・滝沢一氏らがその中から「御誂次郎吉格子」を発見、“映画史上の快挙”として報道された。同年、存命だった伊藤監督が44年ぶりに対面した。東京国際映画祭の特別イベントなど、過去3度活弁経験がある浜村氏も地元大阪でのイベントに「映画館は現実とは別世界で、活弁はさらに異次元にお客さんを誘うもの。しゃべりを生業とする者には究極の芸ですね」と意気込みを語っている。 
◆浜村淳氏略歴 1935年京都生まれ。同志社大卒業。司会者、映画評論家。74年から始まったMBSラジオ「ありがとう浜村淳です」は36年というギネス級の長寿番組。09年、おおさかシネマ・フェスティバル特別賞受賞。

◆サイレント映画メモ
 映画は1895年の発明以来、映像芸術、娯楽として発達、普及。セリフは画面に字幕で出るだけだった。そのため、専門の活動弁士が物語を語り、弁士によっては映画以上に人気を集めた。映画に音がついたのはアメリカの「ジャズ・シンガー」(1927年)、日本では「マダムと女房」(31年)からで、現在の3D映画以上の大進歩だった。
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☆こまどり姉妹が大阪・十三にやって来た!
60年代に一世を風靡(び)した演歌デュオ、こまどり姉妹(72)が5月31日、大阪・十三にやって来た。6月19日公開の話題のドキュメンタリー映画「こまどり姉妹がやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」(片岡英子監督)が同日、1回だけ先行上映され“主演”のこまどり姉妹が十三の第七芸術劇場で舞台あいさつとトークショーを行った。人気は健在で140席は電話による先行予約で完売した。
作品紹介⇒こちら




  長内栄子、敏子のこまどり姉妹は幼いころから2人で門付け流しとして歌を歌いはじめ、59年コロンビア・レコードからデビュー。一般公募で「こまどり姉妹」になった。61年から7年連続でNHK紅白歌合戦に出場するなど双子歌手として人気を集めたが、66年に妹・敏子が公演中に暴漢に刃物で刺される事件が起こり、父母の死や敏子の闘病、姉・栄子の未婚の母騒動などが相次いだことから一時芸能界を離れたこともある。だが、敏子が奇跡的に復帰し、83年に再出発。72歳になる今も現役として全国を回っている。

  会見では「自分たちの顔がバレちゃって…。もっと若い時に撮ってもらいたかった。でも映画見て涙涙。この年まで長生き出来てよかった」(栄子)、「映画によって人生助けられた。まさか自分たちが映画になるとは…。よく撮ってもらいました。このトシになるともう見えも外聞もなくなる。ふつうに生きられることが幸せと痛感する」(敏子)と、ともに感無量の面持ちだった。

 映画は極貧生活の中「必要に迫られて」歌うようになった幼少期から栄光と挫折を懐かしいヒット曲と貴重な映像でつぶさに綴る。2人の生きざまはそのまま日本の戦後史に重なる苦渋の歴史でもあった。映画は昨年のキネマ旬報誌の文化映画部門第7位にランクされた。

※写真説明 詰めかけたファンの質問に答えるこまどり姉妹(左・姉長内栄子、右・妹敏子)=大阪・十三の第七藝術劇場で

http://www.nanagei.com/movie/data/406.html
こまどり姉妹がやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!
(2009年 日本 1時間11分)
監督:片岡英子
出演:こまどり姉妹(長内栄子、長内敏子)
2010年6月19日〜第七藝術劇場ほかにて順次公開

公式サイト⇒ http://www.komadorishimai.com/
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☆韓国映画「クロッシング」大ヒット御礼のゲストトークを開催!
5月1日よりシネマート心斎橋で公開した韓国映画「クロッシング」は、5月7日までの1週間で、劇場新記録の大ヒットとなりました。 100席のところ毎回立ち見が出る盛況で、1週間で3942人、 興行収入4,708,500円をあげました。
この結果、 シネマートは6月18日まで続映、 七藝は6月26日より公開、 さらに シネ・リーブル神戸で7月24日公開が決定しました。 京都みなみ会館は6月12日からです。
★シネマート心斎橋では大ヒット御礼のゲストトークを開催します!★

・5月14日(金)   12:20の回終了時(14:05ごろ)
            14:25の回開始時

・ゲスト: 浜村淳さん(パーソナリティ)

入場は映画チケット(整理番号をもらって下さい)でOKです。

お問い合わせはシネマート心斎橋まで( TEL:06-6282-0815)
☆寺島しのぶ、ベルリン国際映画祭で主演女優賞に輝く! 

寺島しのぶ(37)にベルリン最優秀女優賞(銀熊賞)!

『 キャタピラー』
(2010,日本,若松プロダクション、スコーレ株式会社)
監督:若松孝二
出演:寺島しのぶ、大西信満、吉澤健、粕谷佳五、
    増田恵美、河原さぶ

2010年8月15日より公開予定
公式サイト⇒ http://www.wakamatsukoji.org/top.html

 第60回ベルリン国際映画祭の授賞式が20日夜(日本時間21日未明)行われ、若松孝二監督の「キャタピラー」に主演した寺島が見事栄冠に輝いた。日本人女優では左幸子(「にっぽん昆虫記」「彼女と彼」)、田中絹代(「サンダカン八番娼館」)以来3人目。

  今夏公開予定の「キャタピラー」は日中戦争で両手両足を失った帰還兵の妻役で、「軍神」とあがめられる夫への献身と懐疑を、生々しい性愛表現もまじえて描いた異色作。寺島の大胆な体当たり演技は現地でも早くから評判を呼んでいた。寺島は17、18日に現地を訪れたが、受賞式には出席できず、朗報は21日初日を迎える大阪・シアターBRAVA!「血は立ったまま眠っている」のけいこ中、深夜に大阪のホテル自室でネット中継を見て知ったという。その日は一睡もせず、午後劇場ロビーで異例の喜び会見を行い、約50人のは報道陣が詰めかける騒ぎだった。
 【寺島しのぶの話】
 
ネット中継を見ていて自分の名前が読み上げられた瞬間、奇声を発してマネージャんさんと抱き合って喜びました。ホントに自分の名前が読み上げられるなんて、信じられなかった。今、やっとジワジワと喜びが沸いてきました。友人や家族のほか、世界中からお祝いメールをもらい、ベルリンの凄さを実感してます。映画は脚本読んだ時に久々に体に電流が走った、これはやらないといけないと思った。過去、すごい女優さんが受賞しているので、今度“寺島しのぶ以来”と言われるときに消えてないで女優やってたいですね。若松監督はじめスタッフらと充実した時間をみんなでシェアしたと思う
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