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『リアル鬼ごっこ2』 吉永淳 記者会見

(C) 2010映画「リアル鬼ごっこ2」製作委員会

『リアル鬼ごっこ2』
ゲスト:吉永 淳

(2010年 日本 1時間47分)
監督・脚本: 柴田一成 原作: 山田悠介
出演: 石田卓也 吉永淳 三浦翔平 蕨野友也 
     渡辺奈緒子

2010年6月5日(土)〜 テアトル梅田 敷島シネポップ MOVIX八尾 TOHOシネマズ鳳 TOHOシネマズ泉北 MOVIX堺 ワーナー・マイカル茨木 ユナイテッド・シネマ岸和田 109シネマズHAT神戸 MOVIXココエあまがさき TOHOシネマズ西宮OS TOHOシネマズ二条 MOVIX橿原 ユナイテッド・シネマ大津 ジストシネマ和歌山
公式サイト⇒ http://www.onigocco.net/index.html

〜全国の佐藤さんに危機が迫る!リアル鬼ごっこ第二弾〜

 山田悠介のベストセラー小説を映画化し、スマッシュヒットを記録した『リアル鬼ごっこ』待望の続編が6月5日(土)より公開される。本作は、理不尽な国王の命令で“佐藤”姓をもつ人々が処刑のターゲットにされる殺人ゲーム“リアル鬼ごっこ”を描いたサスペンス・アクション。前作でゲームに勝ち抜いた佐藤翼は、再び別の支配者が暗躍するパラレルワールドで狩りの標的となり、ひょんなことから現実世界にまで鬼を連れ帰ってきてしまう。2つの世界で同時に命を狙われるはめになった翼と仲間の佐藤たちは、絶体絶命の逃走劇を繰り広げる。

 スケールアップしたアクションと俳優たちの力走は前作を上回る大迫力で展開。佐藤翼役を続投する石田卓也にいたっては、全力で走りっぱなしで息つく暇もない。その他のキャストには、翼の妹・佐藤愛を映画初出演となる吉永淳、佐藤洋を『THE LAST MESSAGE 海猿』の三浦翔平、佐藤美沙を『nude』の渡辺奈緒子、佐藤明を『ごくせんTHE MOVIE』の蕨野友也ら今後の活躍が期待される若手俳優が揃い、極限のサバイバルを体現する。そんなピンチに必死で立ち向かうヒロインに扮した期待の新人・吉永淳が、出身地である地元・大阪で取材に応じてくれた。

 現実世界では不思議な力をもつ病弱な少女、パラレルワールドでは国王に対抗するレジスタンスのリーダー。映画初出演にして、2つの難役を同時にこなして撮影に挑んだ吉永は「車に追いかけられたり、堤防に吊られたり大変でした」と当時を振り返る。しかし、走ることもアクションも好きだといい、厳しい指導にも果敢に挑んだ。「初めて台本を読んだ時、「愛、逃げる」「愛、鬼に追いかけられる」といったト書きが多くて、映像が浮かびづらい部分もあったのですが、分からない部分は監督に聞いて、1つ1つイメージを積み上げて行きました。最終的には台本を初めて読んだ印象よりイメージが発展していて映画の方が面白かったです。」

 前作から引き続きメガホンを取る柴田監督は、吉永のことを「いずれ日本を代表する女優になる」と彼女の演技に対する勘のよさや度胸を絶賛している。そんな逸材を前に監督も演技指導に熱が入ったのだろう。吉永は「監督の指導が幅広くて、毎日応えていくのに精一杯だった」と語る。「でも、監督は鬼がこう来るからと表現して見せてくれるので、分かりやすい。ただ、時々「天使のように」とか言われて(笑)戸惑うこともありましたけど、監督の頭の中にある映像にできるだけ近づけるように頑張りました。」
 しかし、撮影とはいえ鬼に追いかけられる経験は相当に怖いようで「もう走っているうちに膝がガクガクしてくる(笑)劇中では、石田さんと三浦さんに手を引いてもらって走るんですけど、だんだん私の足がもつれて来て、ちょっと“浮いてる”所もあるんです(笑)その鬼の怖さは、映像からも伝わってくると思います!」と力説。そんな彼女に普段、逃げたいと思ったことを聞くと「やはり学生なのでテスト期間は、早く映画館に行きたい!ってなりますね。前から本当に映画が好きだったんですが、今回製作側に立ってもっと映画が好きになりました。」
 普段から映画館でよく映画を観るという吉永は、最近では『クロッシング』や『17歳の肖像』が印象に残っているのだとか。「『クロッシング』はドキュメンタリーよりも生々しくて、直に心を触られた気分でした。こういう映画に出られる役者さんになりたいですね。『17歳の肖像』は最後に少しだけ希望が見えるのがよかった。そうした光に私も向かいたいなと思えて、自分自身のことを映画で学べるのはすごくいいですね。友達にも「17歳おめでとう」って言ってこの映画を薦めています(笑)『リアル鬼ごっこ2』はクラス全員で見に行ってくれると聞いています(笑)」
 そして最後に映画初出演で嬉しかったことを聞くと「お芝居って正解がないので、すごく手探り。でも、『リアル鬼ごっこ』に関しては柴田監督の思い描いていることが、きっと正解なんです。トンネルの中で三浦さんと気持ちが繋がる瞬間があって、そこが「すごくよかった。いい画に撮れていたよ」と言われた時は、この映画の正解に近づけたのかなと思ってすごく嬉しかったです。」
(中西 奈津子)ページトップへ
   
             
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