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★『パラダイス・キス』舞台挨拶レポート

(C)2011「パラダイス・キス」製作委員会
『パラダイス・キス』 舞台挨拶レポート
(2011.5.13 なんばパークスシネマ)
ゲスト:北川景子、向井理

(2011年 日本 1時間55分 ワーナー・ブラザース配給 )
監督:新城毅彦
出演:北川景子、向井理、山本裕典、五十嵐隼士、大政絢、賀来賢人、加藤夏希

2011年6月4日(土)〜大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマ、梅田ブルク7、OSシネマズミント神戸、MOVIX京都 他全国ロードショー
公式サイト⇒ http://wwws.warnerbros.co.jp/parakiss/index.html





 子供の頃から将来の夢を具体的に考えられる人は幸せである。そう、なりたい自分に向かって迷わずに済むからだ。だが、大抵の人は、大人になってもなりたい自分が見つけられず、迷い続けるのがオチだ。本作の主人公・早坂紫(はやさかゆかり)も、教育熱心な母親の言うなりに生きてきて、有名進学校に入学したものの居心地の悪さを感じているひとりだった。そんな彼女が、ある天才デザイナー・ジョージと出会って、自分の可能性を大きく拡げることになる。

 世界が注目する矢沢あいの人気コミック『パラダイス・キス』の待望の映画化。主演は、いま人気急上昇で最もこのツーショットが期待される北川景子と向井理。ファッション界への夢に懸ける若者の眩しい姿は、見る者を虜にして元気にしてくれる。100社以上のアパレルメーカーの全面協力のもと、神戸コレクションのステージや東京・ニューヨークの最先端のファッションなど、豪華さと軽快さで魅力満載である。原作とは違う結末にもご注目!

 以下、注目度bPのカップルの舞台挨拶をレポートしてみました。

















〈最初のご挨拶〉
北川:こんばんは〜♪大阪は1年ぶりなんですが、皆さんにお会いできるのをとても楽しみにしておりました。
向井:僕の方は、3月に大阪で舞台をやらせて頂きましたので2ヶ月ぶりですが、今日の舞台挨拶を楽しみにしておりました。去年の猛暑の夏から秋にかけて、皆で頑張って撮った作品ですので、こうして舞台挨拶ができて本当に嬉しいです。

――― 北川さんは原作の熱狂的ファンだそうですが、その主役を演じるお気持ちは?
北川:こんな有名な作品の主役を自分が演じていいのか、と正直プレッシャーを感じました。でも、原作ファンもそうでない方にも楽しんで頂けるような作品にしたいと、ダイエットを頑張ってみたり、原作を研究したりして撮影に臨みました。
――― ええ?ダイエットの必要があったのですか?
北川:その頃はぷよぷよしていて、断食まがいのことをしました。
――― 1日6食ぐらい食べる時もあるんですってね?
北川:そうなんです。食べるの大好き!お菓子も大好きなんです。


――― 向井さんは天才ジョージの役は如何でしたか?
向井:天才じゃないので大変苦労しました。原作が持っている世界観というものがあるので、実写化した時にそれをどれだけ伝えられるかが問題でした。ジョージという役は複雑で難解なところもあるので、イメージ作りのため体重を絞って体型を維持するようにしました。
――― 役作りで気を付けたことは?
向井:服がシワにならないように、撮影の合間もあまり座らないようにしていました。

――― お二人は、今回初共演だそうですが、お互いの印象は?
北川:向井さんはクールで無口な人というイメージで、初日はその通りでしたが、時間が経つと話して下さるようになり、意外と“天然”かな?と。
向井:“天然”とは言われたことないですね〜。
北川:心外?
向井:別に心外ではないけど……
北川:ちょいちょい“天然”だよ。あっ、ごめんなさい!“マイペース”でした!
向井:全然意味違うけどな〜(笑)
――― 向井さんは北川さんについて?
向井:気の強そうな人だなと思っていましたが、気が強いというよりとても真面目な人です。今回もしっかりと撮影を引っ張ってくれましたよ。

――― 今回同年代の共演者が多かったようですが、如何でしたか?
北川:イザベラ役の五十嵐隼士君が、レディ・ガガの曲に合わせて歌ったり踊ったりしていて、それを見て楽しんでました。
向井:踊るには難しい衣裳を着ていた割にはキレのある踊りで、結構自分のものにしていたように思いました。

――― ファッションのポイントは?
北川:普段はあまり流行とか気にしないで、着心地のいい自分の好きな物を着ています。今日は、主役の「ゆかり」を意識してこの服を着て着ました。
向井:僕も、普段はジョージが着ているような服ではなく、ラフな物ばかり着てますね。
――― 今回いろんな帽子が登場しますが?
向井:あまり自信ないですね。大丈夫かな〜、いろんな帽子で登場しますので、まあ笑ってやって下さい。

――― 今回は神戸コレクションにも行かれたそうですが?
北川:ランウェイを歩くのは久しぶりだったので直前まで緊張してしまいました。でも、パラキスのファンの皆様がとても応援して下さったので、自信を持って歩くことができました。
向井:やはり実物は凄いですね〜鳥肌が立ちました。

――― この映画は若者の夢がテーマですが、お二人の夢は?
北川:ずっとこの仕事ができればいいなと思うのと、焼肉が大好きなので、一生焼肉を食べ続けられるような健康な体を維持できればいいなと。
向井:僕は、毎日二度寝したい! ゆっくり寝たい! それと、役者としてもっとレベルを上げて、いろんな役をやっていきたいです。

〈最後に〉
向井:去年3ヶ月かけて、神戸やニューヨークへも行って撮った作品です。早く皆さんに見て頂いて、是非沢山の人に薦めて下さい。一人でも多くの方に見て頂けたら幸いです。
北川:とても魅力的な人物ばかりですが、衣裳をはじめインテリアや小物に至る細部にこだわって作られていますので、その辺りも見逃さないで楽しんで頂けたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。

〈P.S〉
 北川景子さんは、昨年公開の時代劇『花のあと』では風格のある女剣士の役を見事に演じきり、安定感のある美人女優としての成長ぶりを見せてくれた。難しい殺陣を長期間に及ぶトレーニングでこなしたというから、役作りにかける彼女の情熱は半端ではないようだ。今回もファッショナブルな世界の中で、一人の女性として恋にも人生にも迷う繊細な表情を見せて、作品を引き締めていた。一方、向井理さんは、外見だけではない内面の美しさを引き出す装いをデザインするという「天才ジョージ」の鋭い洞察力を持った役柄を、甘いマスクとバツグンのスタイルを活かして、魅惑的だが誠実な人物像として表現してみせてくれた。彩りを強調した撮影も、この最強の二人をより一層輝かせ、本作をより印象深い作品にしていた。
  しばし夢のような世界で心踊らせるのも、サプリ以上の美容効果が上がるかも?

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