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★『BECK』 大阪キャンペーン
『BECK』
〜水嶋ヒロ、向井理ら『BECK』キャストがZepp Osakaに登場!〜

(2010年 日本 2時間24分)
原作 ハロルド作石「BECK」(講談社コミックス所載)
監督 堤幸彦
出演 水嶋ヒロ 佐藤健 桐谷健太 忽那汐里 中村蒼 向井理

2010年9月4日(土)梅田ピカデリー、梅田ブルク7、なんばパークスシネマ、ほか全国ロードショー
・作品紹介は⇒ こちら
・公式サイト⇒
  http://www.beck-movie.jp/
(C) ハロルド作石/講談社
(C) 2010「BECK」製作委員会 / 9月4日(土)全国ロードショー


映画のワンシーン





水嶋ヒロ (みずしま ひろ)



佐藤健(さとう たける)



桐谷健太(きりたに けんた)



中村蒼(なかむら あおい)


向井理(むかい おさむ)


忽那汐里(くつな しおり)

映画『BECK』の完成披露イベントが、大阪・南港にあるライブハウス「Zepp Osaka」にて行われ、水嶋ヒロ、佐藤健、桐谷健太、向井理、中村蒼、忽那汐里ら主要キャストが勢ぞろいした。人気俳優が一堂に会すとあって、会場に抽選で招待された1000人の観客(99.9%女子!)も熱気ムンムン。メンバーが何か話すたびに黄色い歓声が飛ぶ様子は、映画の試写会というよりまさにアーティストのライブ会場のよう。

映画は、運命の出会いによってバンドを結成した竜介(水嶋ヒロ)、コユキ(佐藤健)、千葉(桐谷健太)、サク(中村蒼)、平(向井理)の5人が、幾多の困難を乗り越えながら音楽で夢を切り開いていく姿を描く。原作は累計1500万部を売り上げたハロルド作石の同名コミックで、監督は『20世紀少年』シリーズの堤幸彦が務める。

ストーリーの中心がバンド『BECK』の成長物語とあって、劇中ではライブシーンが度々登場する。特に水嶋ヒロ演じる竜介は、天才ギタリストという設定のためギターの練習には相当な時間を割いたようだ。そこで水嶋が「実は、練習用のギターは木村拓哉さんから借りていたんです」と裏話を披露。「おぉ〜!」とどよめく観客に「トラ柄のレスポールなんですが、そのギターも出演しているので、そこにも注目してみてください」とPR。演技に関しては「竜介は常に何かに追われている役なので、影を背負っている感じを意識しました。あと、漫画の竜介のビジュアルに近づけようと、勝手に自分でまゆげをブチブチ抜いて細くしました(笑)それと、実は…、カツラで撮影していました。どうしても髪が伸びなくて…(笑)」と告白し会場を沸かせた。

竜介に誘われてバンドを始めるコユキを演じた佐藤も「やっぱり難しかったのはギターを演奏しているシーン」と話す。「コユキは初めてギターを持つ所から、成長していく過程が描かれているので、全てのライブシーンがちょっとずつ違う。徐々にギターが成長していくように注意しました。あと、台本にはないセリフがアフレコで追加されて、コユキがちょいちょい小さい声で小ネタを話しているので、そこも注意して聞いてみてください」

バンドの盛り上げ役でボーカルの千葉に扮した桐谷は、劇中で見事なマイクパフォーマンスを披露している。しかも「ラップバトルのリリック(歌詞)は 自分で書きました」というから驚き。その芸達者ぶりは、素で一番アーティストっぽい。だが、初めは歌の部分を他の人で録ると聞かされていたそうで「演じている声と歌う声がまったく違ったら嫌やなと思って、監督にビデオレターを送りました。生意気かもしれませんが、俺の声でやらせてくださいと。それでOKが出たので全部自分の声で歌っています。自分の勢いとパワーでできたのでよかったです」

コユキの同級生でBECKのドラムを担当するサクを演じるのは、若手注目株の中村蒼。10月1日公開の男女逆転版『大奥』にも出演する彼は、意外にも(?)現場ではいじられキャラだったとか。「現場は笑いが絶えなくて楽しかったです。サクといえば笑顔ですが、学校のシーンでは学生らしく、ライブシーンでは真剣に男らしく、ギャップを意識して演じました。ただ、ライブ場面ではみんな近くに寄って演奏したりしているのに、ドラムの自分は動けなくてちょっと寂しかったです(笑)」

バンドのまとめ役兼ベーシストの平に扮したのは、映画やドラマにひっぱりだこで、今もっとも忙しい俳優・向井理。「今回の役は、テクニックのあるベーシストだったので、必死で練習しました。僕と平は、いつも冷静で俯瞰で物を見ている所は似ているかも。バンドメンバーを見守る存在だったので、どこに誰がいるとか、心配だったらその人を見てあげたりだとか、目線の動きには気をつけました」

今回、紅一点での参加となった忽那汐里は、竜介の妹でコユキが淡い恋心を抱く真帆を演じている。男だらけの現場だったが、打ち解けるのはそんなに難しくなかったとか。「気付いたら男性ばかりだったという感じ(笑)以前、共演したことがある人が多かったので、寂しいことはなかったです。真帆は客席からライブシーンをみているんですが、感動しました。カッコよかったです。」

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