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                                    『ゲゲゲの女房』  | 
                             
                             
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                                ★作品紹介 | 
                             
                             
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          |   ★ゲゲゲの女房  | 
         
         
           
              (C) 2010 水木プロダクション/ 『ゲゲゲの女房』製作委員会 | 
          『ゲゲゲの女房』 
            〜段々と本物の夫婦になっていく〜 
             
            (2010年 日本 1時間59分) 
            監督:鈴木卓爾 
            出演:吹石一恵、宮藤官九郎、坂井真紀、南果歩、村上淳、 
             2010年11月20日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開 
            12月4日(土)〜 梅田ピカデリー/なんばパークスシネマ/MOVIX京都/神戸国際松竹 
            公式サイト⇒ 
            http://www.gegege-eiga.com/ | 
         
         
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            貧乏を乗り越えた昭和の夫婦像をほんわかと描いて好評だったNHKの連続ドラマと同じ原作の映画化だけれど、TV同様の微笑ましい人間ドラマを期待して観ると面食らうことになる。なにしろこちらの方は吹石一恵演じるヒロインがほとんど笑わないのだから。 
             
             原作は、妖怪漫画の第一人者・水木しげるとの半世紀にも及ぶ結婚生活を綴った布枝夫人の同名エッセイ。見合いから5日で結婚。安定していると聞いていた収入は超低額でしかも不安定。これでのほほんとしていられるはずがない。でも、この映画も決して暗くない。貧しさを苦しさとしてリアルに描きながら、主人公の二人が段々と本物の夫婦になっていく様子を丁寧に描いていく。 
             
              水木しげる役は俳優で脚本家の宮藤官九郎。妖怪たちも登場し、少しだけ挿入されるアニメも楽しいが、なにより家の内外で聞こえる“昭和の音”が素晴らしい。『私は猫ストーカー』の鈴木卓爾監督がまたいい仕事をした。  | 
         
         
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